海外暮らし

海外暮らしについて書いています。今は住んでいるチェコを中心に情報発信します。

チェコの状況 4/24

こんにちは。

 

現時点でのチェコの状況を書いておきたいと思います。

感想としては、週に何回か食料品買い出しに出かけていますが、やはり最近少しだけですが外に出ている人は増えてきたように思います。

本日は車のタイヤをスタッドレスタイヤから通常タイヤに切り替えてきました。先週4/20から自動車関係のお店は開くと配信されていた通り開いていました。こちらは冬タイヤは必ず冬季は装着しないといけないので、この時期には必須のお店なのだと思います。

先週配信の大使館からのチェコ政府の対応の内容からすると、4/27からだいぶお店が営業開始しそうです。そうなるとまた経済活動が再開されるのでよいことです。隣のオーストリアも封じ込めに成功しているみたいですが、チェコもだいぶ封じ込めに成功していますね。

しかし、やはり、経済活動再開=人の交流も再開となり、また感染リスクが高くなってきます。封じ込め戦略がうまくいく、集団免疫による感染拡大停止が早く実現する、など明るいニュースが出れば安心なのですが。

 

過去ログは以下をご参照ください。本日配信の内容も記載しておきます。

https://kaigaigurashi.hatenadiary.com/entry/2020/04/08/065021

https://kaigaigurashi.hatenadiary.com/entry/2020/04/16/070302

 

■4/24 23:00配信

4月23日(木),チェコ政府は,1日あたりの新型コロナウィルス感染者数が減少傾向にあることを受け,以下のとおり,各種制限措置の緩和及び「店舗・施設の閉鎖」に関する新たな段階的緩和計画を発表しました。

1 「人の自由な移動」及び「出入国」に関する制限措置の緩和
(1) 4月24日(金)より,「人の自由な移動の制限」が緩和され,公共の場への外出,最大10人までの集まりやスポーツ活動が可能になりました。ただし,他人と接触する場合には,2メートル以上の距離を確保して下さい。

(2)4月27日(月)0時より,チェコ国民及び90日を超える滞在許可を有する外国人は,出入国が可能になります。ただし,再入国の際には14日間の隔離義務が生じますが,4日以内に実施されたコロナウィルスの検査結果が陰性であることを証明できる場合には,14日間の隔離義務が免除されます。

 

■4/24 16:35配信

●4月23日(木),チェコ保健省は記者会見を行い,チェコ国内における新型コロナウイルスの感染状況について現状を報告しましたので,その概要をご参考までにお伝えします。
○ チェコは新型コロナウイルスの感染拡大を制御することに成功している。
○ 今後の推移も,当面は抑制的に推移していく見通しである。

1 チェコは,新型コロナウイルスの無秩序な感染拡大を抑制出来ており,国民が通常生活へ戻るための準備を進めている。
 4月23日時点では,国内の感染者数は7,000人を超えているが,検査数に占める陽性率はここ最近1~2%台に収まっており,増加数は落ちついている。
 イースター休暇期間中に接触機会が増え,感染者数が再び増加する懸念があったものの,その後1週間の推移に特段の変化は見られなかった。

2 新型コロナウイルスの感染者全体に占める高齢者の割合は20%前後でほぼ安定している。ただし,チェコにおける新型コロナウイルスの感染死亡者は大部分が高齢者であり,死亡者(23日時点で210人)に占める60歳以上の割合は90.8%に達する。それらの人々の多くは,新型コロナウイルスだけが原因では無く,基礎疾患を抱えていた。

3 医療体制について,チェコ国内における感染症患者に対する収容能力は十分に確保されている。その一方で,感染拡大が抑制されてきたことで,新型コロナウイルスのために確保していた病床を徐々に他の患者のために戻していく。ただし,完全に通常体制へ戻すのではなく,流行第2波の兆候等が見られた場合には,速やかに現状の収容能力に戻せるよう,柔軟な体制を構築していく。

4 今後の推移について,現状,再生産指数(一人の患者からウイルスに感染する人が何人いるかを示す数値,以下R値)は,1.0を下回っており,無秩序な感染拡大が抑制されている状況と言える。それらを踏まえると,4月末までの感染者数は7,800人程度,5月までの感染者数は9,000人程度と想定している。